最近では立ち合い出産を検討するという人も増えています。
しかし、立ち合い出産をする際、夫がどのように行動するかということはその場で判断して行動するのは大変なことです。
中には出産時の立ち合いの様子でケンカになったり険悪になったりするということもあります。

出産時の夫の対応

立ち合い出産を検討する

妻にとって出産時の夫はとても大切な存在です。
夫の協力は妻の出産でとても不可欠なものですから事前にある程度立ち合い出産の際の対応方法を学んだうえで当日に臨んでおいた方が安心できます。

出産時の立ち合いで気を付けること

立ち合い出産をする際、妻は陣痛で苦しんでいても夫は特に体が痛いわけではないためお腹も空きますしスマホも気になるものです。
しかし、妻が食べられない、スマホが見られないという状況だからと気にせず食事をしたりスマホを見たりすることは喧嘩の原因となることがあります。

いつもならあまりいらだたないことでも陣痛が来ている時は精神的にも余裕がないためにイライラとすることも多いです。
妻の状況によっては気にせず食事に行ってほしい、むしろ今は一人にしてほしいと思うこともあります。
そこで何か行動をしたい場合には事前に妻に確認して行動した方が良いです。

できれば出産前に夫婦で立ち合い出産時の約束を確認しておくと当日ケンカも少なく過ごせます。
もちろん初産の時には想像でしかないために当日は予想外のことが起こることもあるものです。
しかし事前にある程度確認しておくとお互いに当日のシミュレーションにもなります。

立ち合い出産がすべてではない

出産中の姿を見られたくないと思っている女性もいます。
また、男性も女性が痛がっている姿を見るのが辛いという場合も多いです。
出産時の様子を見て男性の中にはセックスレスになるという人もいます。

そういったことから、立ち合い出産をすることが絶対正しいわけではないというのも知っておくべきことです。
周囲が立ち合い出産をしていることが多い、立ち合い出産を勧められているからといって自分たちも立ち合い出産を希望する必要はありません。
血が苦手、苦しんでいるところを見られたくない、などお互いに思うことがある場合には無理に立ち合い出産にせずと外で待機してもらうことも一つの方法です。

もちろん立ち合い出産はメリットもある

立ち合い出産をすることで夫はどれだけ妻が大変な思いをして出産をしているか知ることができます。
そのためたとえ立ち会って何も役に立たなかったとしてもしっかりと妻の偉大さを学ぶことは可能です。
また、夫婦で出産を乗り越えたということできずなも芽生えます。

そのため立ち合い出産にもメリットはあるのです。
そこで夫婦で立ち合い出産のメリットも確認しながらどうするかを決めて後悔のない決断をすることが大切です。
そして、どのような話し合いをしていても計画通りに出産がうまくいくとは限らないので、立ち合い出産ができてもできなくても後悔しないことも覚えておく必要があります。