パパとママが待ち望んだ赤ちゃんの誕生。赤ちゃんをみていると、嬉しい気持ちに包まれる一方で、初めてのお世話で「どうしたらいいの?」と悩むことも多くあります。今回は、初めての育児で気を付けたいことにはどのようなことがあるのか、いくつかご紹介します。
赤ちゃんの抱き方は?
生まれたばかりの赤ちゃんは柔らかくて、首もグラグラ。
「抱っこする時にドキドキする。」という方も多くいらっしゃいます。
一般的に、首が座るのは生後3か月から4カ月後の頃とされているので、首が座るまでは、しっかり首を支えて横抱きをしてあげるようにしましょう。
だっこした時に、背中が丸くなる姿勢になるように工夫してあげることで、ママのお腹の中にいるような安心感を感じてくれますよ。
外出はいつから?
出産後1か月は、産褥期で安静に過ごしている方が多いと思いますが、この時期には、赤ちゃんの外出も控えたいもの。
ただし、カーテン越しで日光浴をさせてあげたりするのは、赤ちゃんにとっても良い事なので、昼間は明るい場所でおひさまの光を浴びながら過ごすのもオススメです。
1か月を過ぎたら少しずつ外出を始める方も増えますが、赤ちゃんの抵抗力はまだまだ弱いもの。
「 “生後6か月頃までは、ママからもらった免疫があるから、赤ちゃんは丈夫だよ。”と耳にしたことがあるし、大丈夫。」と思って外出したら、感染症にかかってしまったということもあります。
外出する際には、なるべく人混みを避けてあげるようにしましょう。
また、外出する時の持ち物として、おむつとおしり拭きは欠かせませんが、このほかに、持っていきたいのが着替えセットです。
おむつから漏れてしまったり、ミルクを吐いてしまったりと、トラブルはつきものなので、ちょっと荷物は増えますが、着替えを持っていくと安心です。
着るもので体温調整をしてあげよう
赤ちゃんに着せるものとして、短肌着と長肌着を組み合わせた上で、カバーオールを着せているという方もいらっしゃるかもしれませんが、気付いたら赤ちゃんが汗びっしょり…!ということも。
赤ちゃんは、体温が高めで汗をかきやすいので、着せる洋服の枚数を調整することで、体温調整をしてあげる必要があります。
少し涼しすぎるかな?と思うくらいの服装にしてあげるといいですよ。
ミルクをあげるときは赤ちゃんに話しかけて
赤ちゃんに授乳する際に、ママがスマホを操作しているということが問題として挙げられているということを耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、ミルクをあげるときには赤ちゃんを見て、話しかけながらあげるようにしましょう。
まだまだ視力も弱く、はっきりとは見えていない赤ちゃんですが、優しく話しかけられることによって、安心感を持ち、信頼関係を築いていくことができます。
また、子どもによってミルクを飲む量にも違いがあるため、あまり飲まないなと感じても、体重が増えているようであれば大丈夫です。
飲み残しが多かった場合、次に飲ませようかなと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、飲み残しには雑菌が繁殖しやすいもの。
飲み残しが多くてもったいないなと感じても、キレイに洗って新しく作ったものをあげるようにしましょう。
そして、ミルクをあげるときの姿勢にも注意が必要。
子どもを寝かしたままミルクをあげると、吐いた時にミルクが耳に入って中耳炎を起こしてしまうこともあります。
ミルクをあげるときには、必ずだっこして、頭が足よりも少し高くなるようにしてあげるようにしてくださいね。
分らないことは周りに相談!
初めての育児となると、分らないことがたくさんあるもの。
そんな時は、1人で抱え込まずに周りに相談するようにしましょう。
相談できる人が近くにいないという場合、保健師による家庭訪問や自治体のファミリーサポートなどといったサービスを利用するのもオススメです。
周りの協力をもらいながら、楽しく子育てしていけるといいですね。